30歳で結婚、すぐに妊娠した。9週過ぎても心音が確認できず流産した。子どもの頃からの唯一の夢は
30歳で結婚、すぐに妊娠した。9週過ぎても心音が確認できず流産した。 子どもの頃からの唯一の夢はお母さんになる事だった。 掻爬の手術の時、隣の分娩室から赤ちゃんの声がした。自分との差に初めて息ができなくなるほど泣いた。 夫は流産の悲しみに共感してくれず、そばにいてくれなかった。手術の日も忘れてゴルフに行くほど無関心だった。 麻酔が残っている中一人でふらふら帰ってずっと泣いた。なんとか断ち切ろうと一人で水子供養に行った。 悲しくて、赤ちゃんに申し訳なくて、孤独が淋しくて、子育てしてる友人が羨ましくて惨めだった。 水子供養中、座ってられないほど泣きじゃくり、寺院の方に支えられてなんとか供養を受けた。その時のお線香の香りと寺院の方の温かい手の感触は忘れられない。 運悪く身を切られるような悲しいことを経験して、今でも思…
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